茨城県立健康プラザは、県民の健康づくりの中核施設です。
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エイズ(AIDS、Acquired Immunodeficiency Syndrome、後天性免疫不全症候群)とは、HIV(Human Immunodeficiency
Virus、ヒト免疫不全ウイルス=通称エイズウイルス)の感染によって引き起こされる、様々な病気の総称です。
エイズの原因となるウィルスであるHIVはヒトの体のなかに侵入すると、免疫機能の中心的な役割を担っているリンパ球(白血球の一種)をつぎつぎに破壊します。その結果、徐々に免疫力が下がっていき、免疫不全状態に陥り、健康なときにはかからないような重い感染症や悪性腫瘍、あるいは痴呆や運動障害等の神経症状をきたします。
大多数の感染者は無症状またはとくに気づくほどの症状もなく経過します。
人によって異なりますが、数ヶ月から10年あるいはそれ以上、まったく自覚症状のない無症状期(無症候性キャリア)が続きます。
HIVは、患者および感染者の「血液」「精液」「膣分泌液」「母乳」などに含まれています。
それでは、HIVに感染する機会というのは、どのようなときでしょう。
それは、次の3つしかありません。
HIVは感染力の弱いウィルスです。汗や唾液などからは感染しません。
HIVは感染経路が限られています。水中では生きられません。プールでも温泉や海でも感染の心配はまったく要りません。
また、インフルエンザなどのウィルスとは違い、飛沫感染をしません。
※正しい知識を持ち、必要の無いところで警戒するのはやめましょう!!
エイズは予防できる病気です。
感染の危険性は誰にでもありますが、一般の人が気をつけなければならないのは性的接触による感染です。
その予防法は「より安全なセックス(セーファーセックス)」を常に心がけていることが大切です。
セーファーセックスとは…
・不特定多数の人とセックスしない
・不安を感じる相手とはセックスしない
・出血を伴うセックスをしない
・コンドームを正しく使おう
・コンドームは使用期限に注意し、正しく保管しよう…などです。
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