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脳卒中危険度予測ツール(保健・医療関係者向け)

■肥満、BMI高値

Q1.
60歳代男性。身長156cm、体重64kgでBMI26.3と肥満傾向があります。最高血圧や血糖値は正常範囲です。改善値で、体重を下げ、BMI22程度にしても、死亡率は低下しませんが、減量するよう指導はしなくてよいのでしょうか。
A1.
このツールでは、疫学調査の結果に基づいて、BMIが23から27の間にある人が最も死亡率が低くなるように設定されています。BMI22を標準、25以上を肥満とする基準に比べ、理想値がやや肥満側にあります。BMIが30以上でも、死亡率はあまり上昇しません(これは、今回の疫学調査の対象者の中に、重度の肥満の人が少なかったためとも考えられます)。逆に、BMIが20以下になると、死亡率がむしろ上昇します。
血圧や血糖値など肥満と関連のある検査値に異常がない場合は、強く減量を勧めなくてもよいと考えられます。
なお、この事例では、禁煙と節酒により、死亡率が低下します。


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