ここからメインメニュー/本文へジャンプ

ここからパンくずリスト/本文へジャンプ

トップページ > 生活習慣病予防 > 脳卒中危険度予測ツール > 一般向け > 検査値を改善するには? > Q1:血圧が高い人

ここからサブメニュー/本文へジャンプ

ここから本文

脳卒中危険度予測ツール(一般向け)

■検査値を改善するには?

Q1.血圧が高い人はどうしたらいいの?

A1.【高血圧を放っておくと…】

  • 動脈硬化が進行して、脳出血や脳梗塞が起こる。
  • 心臓の冠動脈に動脈硬化が起こると、狭心症や心筋梗塞が起こる。
  • 動脈硬化が続くと心肥大が起こる。この状態を放置すると心臓はますます疲れきって、全身に血液を送り出すポンプ作用が弱り、心不全になる。
  • 腎臓に動脈硬化が起こると腎硬化症が起こり、それが進行すると腎不全や尿毒症を起こす
  最大血圧
(mmHg)
  最小血圧
(mmHg)
至適血圧 120未満 かつ 80未満
正常血圧 130未満 かつ 85未満
正常高値血圧 130〜139 または 85〜89
軽症高血圧 140〜159 または 90〜99
中等症高血圧 160〜179 または 100〜109
重症高血圧 180以上 または 110以上
収縮期高血圧 140以上 かつ 90未満

※表の右側が切れている場合は2本指で横スクロールします。

【こんなことに気を付けましょう】

  1. 減塩する。
    一般的には1日10g未満ですが,血圧が高い方は1日8g未満を目標にしましょう。
    特に外食が多い人は注意しましょう。具体的にはみそ汁は1日1杯,しょう油やソースはひかえめに,酸味や香辛料で薄味をカバーする,麺類の汁は残す,加工食品(ハムやかまぼこなど)をとりすぎない,漬け物はひかえめに。
  2. 食べ過ぎを避け,肥満を防ぐ。
    太っている人は,減量することで血圧が下がることもあります。
  3. ストレスを解消する。
    精神的なストレスや極度の緊張も血圧に影響します。自分なりのストレス解消法を見つけることが大切です。1日の終わりには,ぬるめのお風呂に入ってリラックスし,十分な睡眠をとりましよう。
  4. タバコを吸っている人は、禁煙する。
    タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させ、血圧を上昇させ、心臓に大きな負担をかけます。禁煙外来を受診するのも一つの方法です。
  5. アルコールは控えめに
    日本酒換算で1日1合以下におさえましよう。
  6. 定期的に血圧の自己測定をしましょう。
    家庭血圧の測定方法は、医師や看護師に一度指導を受けましょう。血圧は心やからだの状態,季節や1日の行動によっても変化します。できれば、1日2回安静時の血圧を測ってみましょう。
  7. 必要に応じて、医療機関を受診して、血圧の管理をしましょう。
    生活習慣を改善しても、十分血圧が下がらない場合には、降圧剤の内服も必要です。かかりつけの医師によく相談してください。

自己判断で、血圧の治療をやめない!!
症状が良くなると降圧剤の内服を勝手に中止したり、自己判断で治療をやめる人がいます。こうした場合,治療以前の症状に戻ってしまったり,かえって悪化させてしまうこともあるので,必ず医師の指示に従って治療を受けましょう。

一覧へもどる

本文ここまで/メインメニューへ戻るサブメニューへ戻るもう一度本文を読む