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脳卒中危険度予測ツール(一般向け)

■使用上の注意点

<ツールをご利用になる前に、必ずご確認ください。>

以下の1.〜3.のいずれかに該当する方は、このツールを使用しても、正確な結果が得られない可能性が高いので、参考程度にご覧ください。

  1. 年齢:40歳未満/80歳以上
    このツールは、40歳から79歳までの方を12年間追跡した疫学調査をもとに作成されていますので、原則としてその年齢の方が対象となります。
    なお、40歳未満あるいは80歳以上の方でも、年齢を入力すると死亡率が表示されますが、あくまで推定値であることをご了承ください。
  2. BMI(ボディ・マス・インデックス):30以上
    今回の疫学調査の対象者の中に、BMIが30以上の高度な肥満の方が少なかったため(全体の約1〜3%)、このような方については、正確な結果が表示できません。
    肥満症の治療については、かかりつけの医師にご相談ください。

    BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)の式で計算できます。
    例えば、身長160cmで体重78kgのでは、BMI=78÷1.6÷1.6=30.5となります。
  3. 脳卒中の既往歴がある
    すでに脳卒中などの治療を受けている方は、原則としてこのツールは使えません(今回の疫学調査の対象から、予め除外してあります)。正確な予測はできませんので、参考程度にしていただき、主治医の指示に従ってください。

<ご自分の検査結果を入力する際の注意点>

以下を参考に、「あなたの値」の欄に、ご自分の検査結果を入力してください。

入力項目 説明
年齢 原則として、40〜79歳の方を対象としています。
その前後の年齢の方も入力はできますが、推測の部分が大きくなりますので、あくまで参考値としてご覧ください。
BMI 身長に見合った標準体重の求め方はいろいろありますが、このツールではBMI(Body Mass index:ボディマスインデックス)という指標を使用しています。BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
身長と体重を入力していただけば、BMIは自動的に計算され、画面に表示されます。
このツールでは、疫学調査の結果に基づき、死亡率が最も低くなるBMI23〜27を「望ましい値」としています(BMI22を標準、25以上を肥満とする基準に比べて、やや肥満にしてあります)。
最高血圧(収縮期血圧) 心臓が血液を送り出すときに、血管の壁に加わる圧力を血圧といい、収縮して血液を押し出したときの圧力を最高血圧、元に戻ったときの圧力を最低血圧といいます。
例えば、測定時に「120の60(120/60mmHg)」と言われた場合、高い方の120が最高血圧です。
高血圧治療薬を内服している方は、薬を飲んだ状態での血圧値を入力してください。
高血圧治療薬内服中 現在、降圧剤を内服している方は、「はい」にチェックしてください。
 「はい」と答えた方は、上記の最高血圧の欄には、薬を飲んだ状態での血圧値を入力してください。
尿蛋白 (−)(+)(2+)のいずれかを選んでください。(±)の場合 は、(−)を選んでください。
尿蛋白が陽性の場合は、腎炎など腎臓の病気がある可能性がありますので、医療機関でより詳しい検査が必要です。ただし、高熱があるときや激しい運動の後でも陽性となることがあります。
中性脂肪
(mg/dl)
中性脂肪は、脂質を多く含む食事や肥満によって高値を示しやすく、高値が続くと動脈硬化を引き起こしやすくなると言われ、食習慣の改善や減量、有酸素運動によって低下します。
このツール上で「望ましい値」は150 mg/dl 未満です。
HDLコレステロール
(mg/dl)
HDLコレステロールは、いわゆる善玉コレステロールで、血管の内側に付着したコレステロールを肝臓に運び去る働きをします。従って、この値が低くなるとコレステロールが血管の壁に蓄積しやすく、動脈硬化を引き起こす原因になります。女性はホルモンの関係で男性より高めの傾向があります。
HDLコレステロールは、禁煙、魚の摂取、有酸素運動、肥満の是正によって増加します。
このツール上で「望ましい値」は40 mg/dl 以上です。
GOT(AST)
(mg/dl)
ほとんど全ての細胞に含まれている酵素であり、特にGOTは心臓、肝臓、筋肉に多く存在します。従って、肝臓や心臓に障害が起きて細胞が壊れると、これらの酵素が血液の中に流れ出し、値が上昇します。
このツール上で「望ましい値」は49 mg/dl以下です。
血糖値
(mg/dl)
血糖とは、血液中のブドウ糖のことをいい、組織細胞のエネルギー源となる大切な物質です。血糖値は通常、ある一定の範囲に保たれていますが、糖尿病の患者さんでは血糖値が高くなります。
なお、健康な人でも、空腹時に比べて食後の血糖値は高くなります。
このツール上で「望ましい値」は、空腹時では100 mg/dl 以下、食後では140 mg/dl 未満です。
食事 血糖値は、健康な人でも食事によって上下があります。
採血のタイミングが、食後であれば「あり」に、空腹時では「なし」にチェックしてください。
健診結果表では、食後に一定時間以上何も食べない状態で測った血糖を「空腹時血糖値」と、食後一定時間内に測った血糖を「随時血糖値」と表記されている場合もあります。
糖尿病内服治療中 糖尿病の治療薬を飲んでいる方、あるいはインシュリンを使用している方は、「はい」をチェックしてください。
「はい」と答えた方は、血糖値の欄には、正しく薬を飲んでいる状態(あるいはインシュリンを使用している状態)での値を入力してください。
現在喫煙状況 現在、喫煙している方は「あり」に、喫煙していない方は「なし」にチェックをしてください。時々吸う人や1日数本程度の方も「喫煙する」に含まれます。吸っているタバコのタールやニコチンの量、タバコの本数は関係ありません。
アルコール 1日あたりのアルコール摂取量を日本酒に換算して、選んでください。
酒1合は、ビール中びん1本(500ml)、ウイスキーやブランデーでダブル約1杯(70ml)、焼酎約1/2合、ワインでグラス約2杯に相当します。

※表の右側が切れている場合は2本指で横スクロールします。

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